2021.03.31

SDGsミーティング レポート vol.2

様々な分野の専門家や学生、企業、団体、行政が集まり、金沢SDGsの達成に向けて議論するステークホルダー会議「SDGsミーティング」。2年目となる2020年度は、金沢SDGsを推進するための協働のプロジェクトを生み出すことを目指して、約40名のメンバーが集まり議論を重ねました。
これまでの開催レポートでは、第1回、第2回とメンバーそれぞれの取り組みたいことや抱える課題を共有する中で、
プロジェクトの種が見えてきていることを発信してきました。

今回のレポートでは、プロジェクトの種の磨き上げを行った第3回ミーティングの様子と、提案されたプロジェクトについてお伝えします!

4つのプロジェクトのテーマが決定!

第1回、第2回と議論を重ねて見えてきたプロジェクトの種をもとに、テーマを「SDGsを知ってみよう!やってみよう!プロジェクト」「KANAZAWA型グリーンインフラ活用プロジェクト」「ダイバーシティKANAZAWAプロジェクト」「金沢こども幸せプロジェクト ~すべてのこどもが自由に学び遊べるマチへ~」の4つに決定しました。

金沢SDGsを進める4つのプロジェクト

第3回のミーティングでは、この4つのテーマについて、「2030年の目指す姿」と「問題点」をグループに分かれて議論。さらに、3年後の中間目標と、目標達成のために必要な取組についても考えました。

ミーティングの最後には、グループごとの議論の成果をみんなで共有。発表のお題としていた、「プロジェクトを進めるための『最良のはじめの一手』」については、「SDGsを体験できる拠点をつくる」「市民や観光客が森林と都市のつながりを感じられるモデル地区をつくる」「多様な人が意見を発信できる場、交流できる機会をつくる」「組織の壁を越えたネットワークをつくる」など、各グループからアイデアも挙げられました!

第3回SDGsミーティングの様子
リアル会場とオンライン参加者をつなぎ、プロジェクトについて議論
第3回ミーティングの様子②
プロジェクトを進めるために必要なパートナーを書き出します

4つのプロジェクトを IMAGINE KANAZAWA 2030 推進会議でプレゼン!

2020年11月20日に開催された「IMAGINE KANAZAWA 2030 推進会議」で、3回に渡るSDGsミーティングでの議論を通して生まれた4つのプロジェクトについて発表しました。プレゼンの様子は、このページの最後の動画からもご覧いただけます!

推進会議 プレゼンの様子①
SDGsミーティングから生まれたプロジェクトを委員にプレゼン
推進会議 プレゼンの様子②
プレゼン後の意見交換を経て、プロジェクトにより磨きがかかりそうです

プロジェクトの提案を受け、推進会議の委員からは、「2030年に向けた課題はまだまだ多くあることを再認識できた。このプロジェクトに多くの市民が参加できるように進めていくことが大事ではないか。」「2030年、市民一人ひとりが何かに取り組むことで生きがいを持ち、心の豊かさを享受できるようになることが最大の目標と感じた。」「SDGsの知識を持つ人は増えているが、知識を持つに留まっている人が多いように感じる。大人も子どももSDGsを体験・実践できる機会が必要と感じた。」など、プロジェクトのさらなる磨き上げにつながるご意見をいただきました。

2021年度は、IMAGINE KANAZAWA 2030 パートナーズ会員をはじめ、多様な主体とのパートナーシップでプロジェクトを加速化し、2030年の持続可能な金沢の実現を目指します!

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