金沢SDGsツーリズム

金沢SDGsツーリズム

金沢の自然と文化を知り、体験し、慈しむ旅へ。

金沢は藩政期の城下町をルーツとするまちです。
武士が集まって住んだ武家町、
茶屋建築が整然と並ぶ茶屋街など、
伝統的なたたずまいを残す風景の中で、
いまも人々の日常が営まれています。

金沢市民は、城下町のまちなみや
文化を大切に継承しています。
市内を流れる2本の川と、
まちなかを彩る緑を慈しみ、
ふるさとの風景を守っています。
金沢の観光事業者は、
金沢の「ほんもの」の魅力を丁寧に伝えています。
住む人にとっても、訪れる人にとっても、
魅力ある金沢を支えています。

金沢を訪れる旅行者が増えている今、
わたしたちはすこし立ち止まって考えています。
自分たちが大切にしているモノやコトが、
観光によって損なわれることが
あってはいけない、と。

金沢で持続可能な観光をめざす
取り組みが始まっています。
根っこにあるのは金沢を愛するきもち。
あなたが、あなたの暮らすまちを大切に思うように。
あなたが、あなたの友人に敬意を払うように。
旅で訪れる金沢のことも愛してくれたら嬉しいです。

わたしたちは、SDGsのアクションプランとして『金沢ミライシナリオ』を作成し、実践しています。シナリオをひもとけば、地域の伝統を守るヒントがあったり、環境への負荷を抑えるアイデアがあったり、歩いて楽しいまちづくりの提案があったり―。
SDGsの視点でまちの魅力に磨きをかけることで、地域資源を未来につないでいく新しい観光のありかたについても思いをめぐらせています。異文化に親しみを持つ姿勢や、サポートが必要な人に手をさしのべる姿勢も大切にしながら。

わたしたちは、金沢の豊かな自然と藩政期から続く文化を愛し、未来へと引き継いでいきたいと考えています。わたしたちが大切にしていることは、観光で金沢を訪れるあなたにも大切にしてほしいことです。想像を広げて金沢人の視点に立つことで、旅のわくわく感と、旅先の風土にとけこむ満足感を、同時に味わってください。

金沢の自然・文化・歴史について知ってください。

旅マエにいろいろ調べておくのもいいですし、興味がわいたことはその場でガイドさんや地元の人にたずねてみてください。もっと金沢が楽しめるはずです。

伝統工芸やアートに親しんでください。

美術館やギャラリーショップ、工房などを訪れ、金沢の伝統工芸やアートに親しんでください。「いまここ」でしかできない体験をしたり、「一生もの」に出会ったりするチャンスです。

金沢の食を楽しんでください。

わたしたちは「金沢は食べ物がおいしい」と自慢に思っています。旬の食材を見逃さないでください。地元の人におすすめのお店やメニューをたずねてみてもいいでしょう。

スローな移動をおすすめします。

すてきな雰囲気の商店街を散歩したり。シェアサイクルで川沿いを走ったり。エコでスローな移動が楽しいのが金沢です。もちろん、民家の敷地には立ち入らないようご注意を。

心の距離を縮めましょう。

あいさつや、ちょっとしたふれあいがあるだけで、心の距離が縮まり、いい気持ちになれるものです。わたしたちは、金沢を訪れる方とそんな関係を築きたいと思っています。

エコなおかいものを心がけましょう。

エコフレンドリーなお店やサービスを選ぶ。出かけるときはマイボトルやエコバッグを携えて。おかいものの過剰包装は避ける。売る側も、買う側も、大切にしたいことです。

長期滞在はいかがですか。

まちのリズムや、人とのふれあい、路地裏の普段着の金沢。さっと通り過ぎるだけでは分からない金沢の良さを、長期滞在を通じて味わってください。

金澤町家に泊まってみませんか。

町家をリノベーションした宿は、暮らすように滞在できるのが魅力です。泊まることで金沢の歴史や生活様式を体験できるのはもちろん、まちなみの保全にも貢献できます。

金沢に住むわたしたちと同じように
金沢を大切にしながら、
楽しい旅の時間を過ごしてください。

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