2020.08.24

SDGsカフェ×高校生 開催レポート

SDGsカフェ×高校生

今回のSDGsカフェは、はじめてのコラボ企画。
「コロナ禍で浮き彫りになった教育をめぐる課題や疑問について、多様な人たちとディスカッションしてみたい!」と、金沢大附属高校2年生の千代航平さんがSDGsカフェを企画してくれました。

さらに、今回のカフェは2週連続のオンライン開催。県内外からたくさんの高校生、大学生、社会人の方にご参加いただき、ディスカッションの時間には多様な立場、多様な地域の視点から、教育の状況・課題について対話を深めることができました!

第1部参加者写真
第1部(7月22日)参加者のみなさん
第2部参加者写真
第2部(7月29日)参加者のみなさん

第1部、第2部ともに、千代さんからの話題提供、ゲストからの事例紹介、そして参加者でのディスカッションとすすめていきました。

今回登壇いただいたゲストスピーカーは、能登高校魅力化プロジェクトコーディネーターの木村聡さんと、NPO法人アスクネット顧問、くらしクリエイト代表の白上昌子さんです。

主催者写真
今回のSDGsカフェを企画してくれた千代航平さん

第1部(7月22日)にご登壇いただいた木村さんは、能登高校での探求学習の時間や、希望者が地域のことを学ぶことができる「地域学」の取組について話題提供いただき、学校の先生も多忙な状況の今、自治体や地域を巻き込み、コーディネーターを設置することの重要性を話してくださいました。

そして第2部(7月29日)の白上さんからは、愛知県で実施している、大学・企業をそれぞれ1日ずつ体験できる「キャリア・ブリッジ」というインターンシッププログラムの紹介や、ICT支援員を配置しすべての教科にICTを導入しているエストニアの取組事例もお話いただきました。

木村さんプロフィール
第1部ゲスト木村さんのプロフィール
第2部ゲスト写真
第2部ゲストの白上さん

各回の後半は、4~5名のグループに分かれて「これからの理想の学校や学びというのはどういうものなのだろう」「どうすれば理想の学校や、学びに近づいていくだろうか」についてディスカッション。ディスカッション後の全体での共有の時間には、大学生や地域の人との連携や、生徒の個性や学びたい気持ちを活かせるプログラムの必要性など、開催レポートで紹介しきれないほどたくさんの意見が溢れてきました。

そんな、みなさんからの熱のこもったたくさんの意見を聞き、千代さんは最後に「教育について引き続き考えていくことが大事。この場をつなげたい。」とお話ししてくれました。

今回のSDGsカフェのレポートには、これから教育について考え始めるきっかけや、教育について考え続けるヒントがたくさん詰まっています。ぜひ、ご一読ください!

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