地震、津波、洪水、大雪、火山の噴火など、みなさんが住む地域はどのような災害の発生が想定されますか?
そして、その災害に向けた準備・対策は万全でしょうか?
今回のSDGsカフェでは、金沢市で起こりうる災害のリスク、対策について知り、「インクルーシブ防災 」”誰も取り残さない防災” について議論します。
災害が発生すると、社会的弱者や、特に配慮・支援が必要だった人々に被害が集中するというデータが出ています。2018 年の西日本豪雨災害では、犠牲者のうち、高齢者・障害者が8割を 超えるという事例が発生しました。さらにジェンダーの視点から見ても、避難所等における性暴力・DVといった表に出にくい問題もあります。
災害が起きた時、さまざまなニーズの違いを理解し、多様な住民が誰一人取り残されることなく、「助かってよかった」と言えるようなインクルーシブな防災活動を進めるにはどのような工夫が必要なのでしょうか。
防災士でもあるゲストスピーカーの松井さん、石川県の災害リスクや防災に詳しい青木先生、地域と連携した課題解決型の研究、社会実装に取組み、国際防災の最前線にも関わっている原先生と一緒に議論します。
※「インクルーシブ防災」災害時に、障害者や高齢者を含め、あらゆる人を取り残さないという、2015年3月に宮城県仙台市で開催された国連防災世界会議で示された考え方