2021年11月6日(土)、SDGsカフェ#19を「金沢未来のまち創造館」にて開催しました。
2020年2月以来、1年9か月ぶりのリアル開催となった今回のテーマは「金沢のパートナーシップ、どう進化している?」。今、金沢のあちこちで生まれ始めているパートナーシップについてあらためて皆で考えました。
IMAGINEしてくださったのは、薬薬連携SDGs KANAZAWA代表の宇夛裕基さん。
薬剤師である宇夛さんがSDGsに出会ってから、どのようにしてSDGsの実践者になり、周りを巻き込みながらパートナーシップを築いているのか。宇夛さん自身、そして宇夛さんに巻き込まれた方たちの内面的な意識の変化に着目しながらお話しいただきました。
株式会社エンパブリック代表取締役 広石拓司さんのアイデア共有は「SDGsはきちっとしなくて良いんです」という一言からスタート。
医療・地域看護の現場と、地域のパートナーシップやSDGsに共通して用いることができる概念「コンコーダンス」を紹介しながら、パートナーシップでSDGsを進めていくときの考え方や、心構えにヒントをいただきました。
会場には、中心者として組織の中でSDGsを推進する立場の方もご来場くださいました。
多様な人を巻き込みながらパートナーシップを作る立場として共感できるポイントがあるのか、宇夛さん、広石さん、永井事務局長の議論を大きくうなずきながら聞く姿も。
同時に、「人の意識はそう簡単には変わらないが、関わる時間とともに意識が変わっていくことを示してくれた宇夛さんの発表を聞き、希望を感じた」という広石さんの言葉通り、行動し続けること、伝え続けることの重要性と価値を再確認する時間になりました。
今、パートナーシップでSDGsに取り組んでいる人だけでなく、「パートナーシップって難しいな」と感じている方にもぜひご覧いただきたい内容です。
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