2021.06.18

SDGsカフェ#17 開催レポート

2021年5月31日(月)に、「SDGsカフェ#17 金沢発! 経済の地域循環とCO2削減を実現するグリーンボンドのしくみを学ぼう!」を開催しました!

2021年度最初となる今回のSDGsカフェは、新しい概念によるお金が流れるしくみ、「グリーンボンド」がテーマ。

「グリーンボンド」とは、環境課題を解決するグリーンプロジェクト(地球温暖化対策や再生可能エネルギー事業など)に要する資金を調達するために発行する債券を指します。

また、グリーンボンドなどの活用先は、個別の環境事業に止まりません。
まちの強みと弱みを「まるっと」捉え、稼げる事業と費用のかかる事業をつなぎ合わせて社会課題解決を図る取組も生まれてきており、それに必要な資金にグリーンボンドなどの債券を活用する事例が今後、どんどん増えていく可能性があります。

ソーシャルボンド、SDGsボンドとも呼ばれ、環境課題を解決しながら経済成長もするという、一石二鳥、一石三鳥ともなりうるしくみです。

このしくみを活用して、資金を地域で調達し、県外の大手資本に頼ることなく環境問題の解決を目指すプロジェクトが金沢で始まっています。

今回は、発起人となった株式会社北陸グリーンボンド 代表の澤田浩士さん、北國銀行法人ソリューション部の別所雄紀さん、そして金沢市環境政策課ゼロカーボンシティ推進室の山田博之室長をお迎えし、プロジェクトを通してグリーンボンドのしくみを学び、その可能性を話し合いました。

左上:澤田さん、右上:永井事務局長(UNU-IAS OUIK)、左下:別所さん、右下:山田室長(金沢市環境政策課)

地域のパートナーシップと地域経済の循環を生み出し、環境課題の解決も進める「グリーンボンド」の意義や課題を学びながら、これからの活用をIMAGINEする貴重な機会となりました!

詳しいレポートや当日の動画は、下記からご覧ください。

◆全編動画もご覧ください
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