SDGs金融、ESG投資など最近よく耳にします。持続可能な社会の実現に貢献する人、団体、会社にお金が流れるしくみを作ることが社会変革、そしてSDGsの達成に不可欠だと言われています。しかし、経済的なリターンのあるところにしか資金は流れません。そこで経済的なリターンと事業による課題解決が図られるしくみをデザインする必要があります。
そして、インパクトの規模が大きな環境案件は残念ながら大手の事業者が中心となることが多く、地方で実施されていたとしても首都圏に利益が流出するケースも多くなっています。そんな中、地域の金融機関、金沢市、地域事業者のパートナーシップにより、金沢市内スポーツ施設のLED化事業を債権化し、地域事業者が実施者となることで地域経済の循環まで作り出しているプロジェクトが生まれました。
今回のSDGsカフェでは、2020年度 地方創生SDGs官民連携優良事例にも選定されたこのプロジェクトを通して、行政、金融機関、事業者がどのようにそれぞれの強みを活かして、しくみが生まれたかを学びます。温暖化対策だけでなく他の地域課題にも応用ができるかも?!
SDGsに貢献したい金融機関、企業、それらと連携したいNPOや行政の方などパートナーシップのヒントが多く見つかることでしょう。多くの方の参加をお待ちしております!