SDGs金融、ESG投資など最近よく耳にします。持続可能な社会の実現に貢献する人、団体、会社にお金が流れるしくみを作ることが社会変革、そしてSDGsの達成に不可欠だと言われています。しかし、経済的なリターンのあるところにしか資金は流れません。そこで経済的なリターンと事業による課題解決が図られるしくみをデザインする必要があります。
そして、インパクトの規模が大きな環境案件は残念ながら大手の事業者が中心となることが多く、地方で実施されていたとしても首都圏に利益が流出するケースも多くなっています。そんな中、地域の金融機関、金沢市、地域事業者のパートナーシップにより、金沢市内スポーツ施設のLED化事業を債権化し、地域事業者が実施者となることで地域経済の循環まで作り出しているプロジェクトが生まれました。
今回のSDGsカフェでは、2020年度 地方創生SDGs官民連携優良事例にも選定されたこのプロジェクトを通して、行政、金融機関、事業者がどのようにそれぞれの強みを活かして、しくみが生まれたかを学びます。温暖化対策だけでなく他の地域課題にも応用ができるかも?! SDGsに貢献したい金融機関、企業、それらと連携したいNPOや行政の方などパートナーシップのヒントが多く見つかることでしょう。多くの方の参加をお待ちしております!
日時:2021年5月31日(月)18:30~20:00定員:500 名(参加費無料、事前申込制) ※必ず下記のボタンより、事前にお申し込みください。
1.金沢SDGsの紹介:永井 三岐子(国連大学IAS OUIK事務局長)
2.IMAGINEする人:澤田浩士さん(北陸グリーンボンド代表)
3.アイディアを提供してくれる人:別所雄紀さん(北國銀行)
4.オンラインディスカッション
澤田 浩士北陸グリーンボンド株式会社 代表取締役
2008年よりJ-NES(株)取締役に就任(現在も兼任)し、北陸の中小企業や自治体を中心に、環境コンサルタントとして省エネ事業や環境改善事業に100件以上従事。2016年 一般社団法人「いしかわエネルギーマネジメント協会」設立に関与し、理事として2年間従事、現在はエネルギー合理化専門員として登録。2018年より現職。福井県出身。
別所 雄紀株式会社北國銀行 法人ソリューション部 法人ソリューショングループ チーフ
2011年北國銀行に入行。支店、コンサルティング課での中小企業への法人営業やコンサルティング業務を経て、2021年より法人ソリューショングループに配属。PPP/PFIの推進やプロジェクトファイナンスの企画に取り組む。いしかわPPP/PFI地域プラットフォームを2016年立上げ、それ以降事務局を務めている。石川県白山市出身。