2021.02.12

SDGsカフェ# 16 当事者に教えてもらおう! 「多様な働き手と企業をつなぐダイバーシティ経営」

日時|2021年2月24日(水)18:30~20:00
会場|オンライン開催 ※ウェビナーでの開催

金沢SDGsでは方向性4「誰もが生涯にわたって、学び活躍できる社会風土をつくる」を持続可能な金沢を実現するための大切な要素に位置付けています。そのためには、先ず多様な人が働ける労働環境が大切。では、現在、障がいのある方も含めた個人個人の強みと企業のニーズは、うまくマッチングされているのでしょうか?

今回2030年をIMAGINEしてくれるのは、視覚障害(ロービジョン)当事者の林由美子さん。全国で初めて就労移行支援のオンライン職業訓練に参加。「視覚障害の方の就労選択の幅を広げたい」という想いで、参加第一号に手を挙げた林さんの、長いチャレンジのお話から、金沢(石川県)における視覚障害の方のおかれている就労支援環境、そして林さんの2030年の理想の金沢の姿を聞かせていただきます。

そしてアイデアを提供してくださるのは、ヴィスト株式会社の奥山純一さん。奥山さんは「あらゆる人に働く希望を、心豊かなStoryを」をコンセプトに多様な人の就労や学習を支援しています。奥山さんのきめ細かいコーディネーションと助言によるマッチングの事例、多様な個性を持つ人がはたらきやすい環境の作り方、企業のあり方を紹介していただきます。

きっとすべての人、企業にとっての働き方、経営のヒントになることでしょう。奮ってご参加ください!

開催概要

日時:2021年2月24日(水)18:30~20:00
定員:200 名(参加費無料、事前申込制)
   ※必ず下記のボタンより、事前にお申し込みください。

プログラム

1.金沢SDGsの紹介:永井 三岐子(国連大学IAS OUIK事務局長)

2.IMAGINEする人:林 由美子さん (織部(オリーブ)鍼灸院/あ・うわ主催)

3.アイディアを提供してくれる人: 奥山 純一 さん(ヴィスト株式会社 社長) 

4.オンラインディスカッション 

登壇者紹介

林 由美子(はやし ゆみこ)

後天的な視覚障害のため勤務していたIT関係の会社を退社。その後、盲学校で理療(鍼灸マッサージ)の国家資格を取り自立。一方で視覚障害者の就労機会の少なさ、就労支援の少なさ、情報の少なさを実感し、「あうわ」の活動により視覚障害者の「就労」に対する理解促進と制度化を目指す。

 

奥山 純一(おくやま じゅんいち)
ヴィスト株式会社 代表取締役
株式会社ヴィストコンサルティング 代表取締役
有限会社浅ノ川フーズ 代表

1984年生 
岐阜県大垣市出身
静岡大学教育学部を卒業後、外資系人材総合サービスのアデコ株式会社に入社し金沢支社に配属となる。営業時代、障害者の就労先が極めて少ないこと、他に案内ができる機関がないことに憤りを感じたこと、また自身の母親も難病がきっかけで精神疾患を患い、仕事に復帰できないままでいる状況を見て起業を決意。 2012年にヴィスト株式会社を設立し、就労支援サービスを中心に石川県・富山県・神奈川県に15拠点展開。早期キャリア教育のための小中高生向けの放課後等デイサービスや、未就学児を対象にした児童発達支援事業に奮闘中。生活困窮者や生活保護受給者を対象にした就労支援にも取り組んでいる。2018年からは、就労支援事業のノウハウを生かした「障害者向け人材総合サービス」を開始。

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