SDGsの実践には、一人でできること、仲間と進めること、コミュニティで取り組むこと、市全体で広くできること、そしてネットで世界中の人と繋がりながらやっていく方法、いろんな形が考えられます。「金沢SDGsにはどんなやり方がいいだろう?」と考えた時に地域の学びを担う公民館の役割をもう一度見直してみたくなります。
金沢の公民館制度は少し特殊。金沢方式と呼ばれるやり方は、小学校の学区に沿って公民館が設置され、役員や職員も地域から選出、運営資金も一部地域で負担しています。この金沢方式により地域事情に明るい職員さんが運営を担うことで住民に寄り添った様々な活動の拠点となってきました。
しかし地域住民の高齢化、ドーナツ化現象などの人口動態の変化、町内会加入率の低下など公民館機能を維持する住民側の事情も近年で大きく変わってきています。もっと多様な年代、属性の人が公民館を身近に利用するようになれば、金沢市に張り巡らされた62の公民館がSDGsの学びのネットワークになるような可能性を感じませんか!今回2030年をIMAGINEしてくれるのは、そんな公民館の可能性を体現されている、菊川町公民館主事の原恵子さんです。地域の学びを量産する原さんは、企画するイベントは満員御礼を連発、学生さんとのコラボなど縦横無尽に多様な人と協働を進めます。
そしてアイデアを提供してくださるのは、社会教育がご専門で公民館を中心にすえたまちづくりに長く携わってきた金沢大学名誉教授の浅野秀重さんです。皆さん、奮ってご参加ください!特にこれまで公民館とは縁遠かった方々、SDGsで公民館とつながってみませんか?
日時:2021年1月25日(月)18:30~20:00定員:200 名(参加費無料、事前申込制) ※必ず下記のボタンより、事前にお申し込みください。
1.金沢SDGsの紹介:永井 三岐子(国連大学IAS OUIK事務局長)
2.IMAGINEする人:原 恵子さん(菊川町公民館主事)
3.アイディアを提供してくれる人: 浅野 秀重さん(金沢大学名誉教授)
4.オンラインディスカッション
原 恵子(はら けいこ)菊川町公民館主事
金沢市出身1986年 スイミングスクール・インストラクター2015年 菊川町公民館主事
浅野 秀重(あさの ひでしげ)金沢大学名誉教授
千葉県生まれ1980年 石川県立学校教員1987年 石川県庁及び県教育委員会等勤務1998年 金沢大学教員2019年 金沢大学名誉教授