皆さんは電力をどのように選んでいますか?農産物は新鮮で美味しいので、と地元のお野菜を買う人も多いのではないでしょうか?ではエネルギーはどうでしょう?
SDGsゴール7では「エネルギーをクリーンに、そしてみんなに」、という目標が掲げられています。化石由来燃料ではなく、再生可能エネルギー を選んだ方がよいのはわかっていても、具体的なアクションはなかなか取りにくいもの。そして、住んでいる地域によって、選択肢に幅があるのも、消費者にとって何が最善なのかを見えにくくしています。
今回のカフェでは、金沢の文脈で、再生可能エネルギーへのスイッチ、消費者としての行動、そして地域で使うエネルギーの地産地消について考えます。エネルギーのもったいないがないまち、そして気候変動というグローバル課題に貢献できるまち金沢を一緒に考えませんか?
今回2030年の金沢をIMAGINEしてくれるのは、石川で太陽光、風力発電所を市民出資で立ち上げ活動している市民電力の永原伸一郎さんです。市民発電所を運営する傍ら、仲間と一緒に立ち上げたNPOで、環境問題への啓発活動や自転車の推進などを行い、市民の力で持続可能な社会を目指して活動しています。
そしてアイデアを提供してくださるのは、全国のエネルギー地産地消モデルの実現をサポートするおひさま進歩エネルギー株式会社の谷口彰さんです。全国の市民でつくる地域発電所の応援をしており、数年前まで金沢にもお住まいで、北陸の事情も反映しつつ全国や世界の様々な事例を紹介していただきます。
皆さん、奮ってご参加ください!
日時:2020年10月13日(火)18:30~20:00定員:200 名(参加費無料、事前申込制) ※必ず下記のボタンより、事前にお申し込みください。
1.金沢SDGsの紹介:永井 三岐子(国連大学IAS OUIK事務局長)
2.IMAGINEする人:永原伸一郎さん ((同)金沢市民発電所代表社員)
3.アイディアを提供してくれる人:谷口彰さん(おひさま進歩エネルギー㈱取締役)
4.オンラインディスカッション
永原 伸一郎(ながはら しんいちろう)(同)金沢市民発電所代表社員、(特非)市民環境プロジェクト副代表理事
1999年に(株)PFU退社、独立。2006年に仲間と一緒にNPO法人市民環境プロジェクト設立、2013年には金沢市民発電所を設立して代表社員就任。これまで石川県内で市民風車1基と太陽光市民発電所4基の建設に携わる。
谷口 彰(たにぐち あきら)おひさま進歩エネルギー㈱取締役
2004年名古屋大学大学院環境学研究科卒。地域自然エネルギー会社の先駆けであるおひさま進歩エネルギー株式会社の取締役ほか、2つの市民エネルギー会社で役員を務める。『おひさまファンド』などの市民出資事業や全国のエネルギー地産地消モデルの実現に尽力。自社著『みんなの力で自然エネルギーを』、京都大学経済学部の諸富先生監修『エネルギーの世界を変える。22人の仕事』、『再生可能エネルギー開発にかかわる関連法規と実務ハンドブック』等で執筆。